翻訳と辞書
Words near each other
・ 定山渓レークライン
・ 定山渓国道
・ 定山渓大橋
・ 定山渓天狗岳
・ 定山渓森林鉄道
・ 定山渓温泉
・ 定山渓温泉東
・ 定山渓温泉西
・ 定山渓熊牧場
・ 定山渓発電所
定山渓鉄道
・ 定山渓鉄道ED500形電気機関車
・ 定山渓鉄道キハ7000形気動車
・ 定山渓鉄道キハ7500形気動車
・ 定山渓鉄道クハ1210形電車
・ 定山渓鉄道モハ1200形電車
・ 定山渓鉄道モハ2200形電車
・ 定山渓鉄道線
・ 定山渓鐡道
・ 定山渓鐡道ED500形電気機関車


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

定山渓鉄道 : ウィキペディア日本語版
じょうてつ

株式会社じょうてつは、北海道札幌市白石区東札幌に本社を置き、バス事業不動産事業等を行う企業。
旧社名は定山渓鉄道で、かつて定山渓鉄道線を運営していたが1969年(昭和44年)11月1日に廃止されている〔“万感こもごもフィナーレ”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1969年11月1日)〕。
東京急行電鉄(東急)の傘下で、北海道における東急グループの中核企業である。じょうてつ自身も北紋バスあつまバス宗谷バス等の株式を保有していたが、東急によるグループ再編の一環で整理が行われた。
== 沿革 ==

* 1915年(大正4年)12月20日 - 定山渓鉄道株式会社設立。
* 1918年(大正7年)10月17日 - 定山渓鉄道線白石 - 定山渓)開業。
* 1932年(昭和7年)5月8日 - 札幌駅 - 定山渓 - 豊平峡間乗合バス開業。
* 1941年(昭和16年)2月1日 - バス事業休止。
* 1948年(昭和23年)5月15日 - 札幌駅 - 定山渓 - 薄別(うすべつ)間乗合バス事業復活。
* 1957年(昭和32年)12月7日 - 東京急行電鉄が定山渓鉄道の筆頭株主となり、東急傘下に入る。
* 1960年(昭和35年)5月20日 - 早来運輸(現・あつまバス)を傘下とする。
* 1967年(昭和42年)8月 - 北海道警察が交通障害を理由に軌道廃止勧告を行い〔“道警、定鉄電車の軌道廃止勧告 交通障害を理由に “行き過ぎ”と運輸省”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1967年8月2日)〕、運輸省(現・国土交通省)〔や北海道議会で行き過ぎとして問題化する〔“道警、行き過ぎ認める 定鉄廃止勧告問題 道議会総務委で追及”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1967年8月8日)〕。
* 1969年(昭和44年)
 * 3月 - 定山渓鉄道線の札幌市交通局への売却に合意〔“姿消す定鉄 札幌市の買収に仮調印 五・三億で合意 バス 真駒内線七割認める”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1969年3月25日)〕。
 * 11月1日 - 定山渓鉄道線全線廃止(東札幌 - 定山渓)〔。
* 1972年(昭和47年)
 * 5月1日 - 経営改善の一環として札幌市交通局へ、人員181名を移籍、車両90台、札幌市内バス9路線(南区中心)ならびに真駒内自動車営業所を譲渡。
 * 7月 - 定山渓鉄道(現・じょうてつ)、東光ストア(現・東急ストア)などが出資し、「札幌東光ストア」を経営する株式会社定鉄商事(現・東光ストアを設立〔“札幌東急ストア創業30周年特集:小林悠二社長に将来展望を聞く”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2002年9月30日)〕。
 * 10月27日〔『東急ストアのあゆみ』 東急ストア、1989年。〕 - 札幌市豊平区に定鉄商事第1号店・札幌東光ストア木の花店を開設〔。
* 1973年(昭和48年)5月31日 - 定山渓鉄道株式会社より株式会社じょうてつに社名変更。
* 1974年(昭和49年)4月24日 - 洞爺湖線ワンマン化。
* 1976年(昭和51年)3月27日 - 定期観光バスの運行を開始。
* 1978年(昭和53年)10月20日 - 札幌国際スキー場直行便、運行開始。
* 1982年(昭和57年)5月1日 - 定山渓線ワンマン化。
* 1983年(昭和58年) - 自動車部事業所を真駒内より川沿へ移転。
* 1995年(平成7年) - 豊羽鉱山線(定山渓 - 豊羽元山)廃止。
* 1997年(平成9年)4月1日 - 共通ウィズユーカード使用開始。
* 2000年(平成12年)
 * 4月1日 - 札幌市営バスより「藻岩線」(8系統。札幌駅前・豊水すすきの駅前 - 硬石山間)、定山渓線(真駒内駅前 - 定山渓間)を譲受。
 * 11月1日 - 子会社の定鉄観光の株式を第一交通産業福岡県北九州市)へ譲渡〔“道内タクシー再編のうねり 相次ぎ2社買収 大手の寡占鮮明に 落ちる売り上げ、廃業も”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2001年2月15日)〕。
* 2001年(平成13年)3月31日 - 観光貸切バス事業から撤退。
* 2003年(平成15年)4月1日 - 札幌市交通局藻岩自動車営業所、ならびに所属9路線を譲受〔“札幌市営バスから民営化 28路線が運行開始”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2003年4月2日)〕。自動車事業部藻岩営業所開設〔“市民とバス 旧市営路線が経営圧迫 継承した民間3社 「もう限界」と悲鳴”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2008年9月13日)〕。
* 2004年(平成16年)12月1日 - 札幌洞爺湖線廃止。競合運行する道南バスが増回(増便)し対応。
* 2005年(平成17年)
 * 5月23日 - あつまバスの株式をグループ外へ譲渡
 * 11月 - 札幌東急ストア(現・東光ストア)の株式を東京急行電鉄に譲渡して東京急行電鉄の子会社化〔“東京急行電鉄、株式取得で札幌東急ストアを子会社に 北海道のSMテコ入れ”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2005年11月23日)〕。
* 2007年(平成19年)9月30日 - 子会社の定鉄興業を解散。
* 2009年(平成21年)10月1日 - 宗谷バスの株式をジェイ・ウィル・パートナーズ(関連項目/ジェイ・コーチ)が管理する合同会社へ譲渡〔“真相深層 東急電鉄 道内4子会社譲渡 バス路線再編 地元警戒 新株主JWP 戦略明かさず”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2009年6月16日)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「じょうてつ」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.