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豊平峡ダム[ほうへいきょうだむ]
豊平峡ダム(ほうへいきょうダム)は札幌市南区定山渓、一級河川・石狩川水系豊平川の上流部に建設されたダムである。 国土交通省北海道開発局石狩川開発建設部が管理する特定多目的ダムで、豊平川の治水、また札幌市の水がめとして定山渓ダム(小樽内川)と共に豊平川ダム統合管理事務所によって総合的に運用されている。高さ102.5mのアーチ式コンクリートダムで、道内では奥新冠ダム(新冠川)とこのダムの2基しかアーチダムは存在しない。ダム湖は定山湖(じょうざんこ)と呼ばれ、支笏洞爺国立公園内にあり紅葉の名所としても著名である。 == 地理 == 豊平川は石狩川水系下流部の主要河川の一つである。フレ岳付近を水源として北に流路を取り、途中ダム地点を通過後薄別川を併せ定山渓温泉街を流れる。小樽内川を併せると東に流路を変え、途中北海道電力の水力発電所(一の沢ダム・砥山ダム・藻岩ダム)を経て石山大橋付近で札幌市中心部に入る。その後は札幌市中心街を貫流しながら概ね北東に流路を変え、札幌市と江別市の境を流れて石狩川へと注ぐ。かつては旧豊平川として江別市内を流れていたが、流路を直線化するショートカット(捷水路・しょうすいろ)によって現在の流路となった。ダムは豊平川の最上流部に建設された。 なお「豊平」の読み方についてであるが、川の名前は「とよひら」と読むが、ダムの名前は「ほうへい」と読む。従って「とよひらきょうダム」とは呼ばない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「豊平峡ダム」の詳細全文を読む
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