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定常波 : ウィキペディア日本語版
定常波[ていじょうは]

定常波(ていじょうは、standing waveまたはstationary wave)とは、波長周期(振動数または周波数)・振幅・速さ(速度絶対値)が同じで進行方向が互いに逆向きの2つの波が重なり合うことによってできる、波形が進行せずその場に止まって振動しているようにみえる波動のことである。定在波(ていざいは)ともいう。
==特徴==
#各点は同じ位相・周期で振動する。そのため全ての点の変位が0になる時刻および全ての点の変位が最大になる時刻が存在する。
#媒質中の各点はそれぞれの位置に応じた振幅で振動する。
#全く振動せず振幅が0になる点および振幅が最大になり変位が最も揺れ動く点が現れる。前者を(''node'')、後者を(''anti-node'')という。重なり合う2つの波の波長を''λ''とすると、節および腹はそれぞれ''λ/2''ごとに現れる。
#腹における振幅は元の波の2倍になる。
#各点の振動の周期は元の波と同じである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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