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定時飛行場実況気象通報式 : ウィキペディア日本語版
定時飛行場実況気象通報式[ていじこうくうじっきょうきしょうつうほうしき]
定時航空実況気象通報式(ていじこうくうじっきょうきしょうつうほうしき)、または定時飛行場実況気象通報式(ていじひこうじょうじっきょうきしょうつうほうしき)、略称:METARは、航空気象情報を英数字によって通報するための書式(フォーマット)である。通常は空港または航空気象台から定期的に発せられ、主としてパイロットや航空管制官など、航空関係者が気象状況を把握するために使用されている。気象予報士が天気予報のために利用することもある。
== 概要 ==

=== 歴史 ===
METARは航空気象情報を定期的に通報するために定められた英数字による書式である。基本形式は国際民間航空機関(ICAO)が定め、詳細の国際符号を世界気象機関(WMO)が策定する。1968年1月1日に導入されて以来、これまでに数回修正されている。
北米諸国では気象通報に SAO (Surface Aviation Observation、別称サキューラーN)が使われていたが、1989年のジュネーヴ合意で承認された METAR の変形が1995年から1996年にかけて相次いで採用された。
METARと同様の気象情報にSPECI(特別飛行場実況気象通報式)がある。両者の書式自体はまったく同じであり、違いはMETARが定期的な通報であるのに対し、SPECIは天候が急激に変化し、一定のしきい値を超えるときに通報される点である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「定時飛行場実況気象通報式」の詳細全文を読む



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