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教義学[きょうぎがく] 教義学(きょうぎがく、, )は聖書で教えられている神についての諸真理を組織的、体系的に論述しようとする学問である。教義学は釈義神学、聖書神学、弁証学、実践神学、歴史神学などの神学諸学科の中でも中心的な位置を占め、その内容は、神論、人間論、キリスト論、救済論、教会論、終末論から成り立っている。 正教会においては定理神学と訳される。これはドグマ(dogma)が「定理」と訳されたことによる〔モスクワ府主教マカリイ1世著『正教定理神学 』1頁 - 2頁〕。また教義神学の訳語も散見される〔 『曙光 長司祭牛丸康夫遺稿集』249頁 - 250頁〕。 == 歴史 == 1659年のLucas Friedrich Reinhart(1623-1688)の『教義学概論』で初めて、書籍の題名に教義学という名称が用いられた〔Gerhard Müller, Horst Balz, Gerhard Krause (Hg.): Theologische Realenzyklopädie, Bd. 9 Berlin (de Gruyter) 1982, S.42.〕。それ以降、シュッドの『教義神学』、ハーマン・バーヴィンクの『改革派教義学』、ユリウス・カフタン『キリスト教教義学』、カール・バルトの『教会教義学』などによって広く用いられた。
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dogmatic theology 」があります。
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