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宝船(たからぶね)とは、七福神が乗る宝物を積み込んだ帆船、または、その様子を描いた図のこと。新年をあらわす季語でもある。 宝船には珊瑚・金銀・宝石など、様々な宝物が積み込まれているという。そのため宝船はおめでたい船とされ、この船に七福神が乗っている様子をかたどった置物などが縁起物として親しまれている。その帆には「獏」の字が書かれることもある。 また、宝船が描かれた図には : なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな : (永き世の 遠の眠りの みな目ざめ 波乗り船の 音のよきかな) という回文歌などが書かれることがあり、正月の2日にその絵を枕の下に入れて寝ると良い初夢を見ることができると言われている。 == 起源 == 宝船のようになったのは後世の事で、元はもっと素朴なもので悪夢を乗せて流すという「夢違え」または「夢祓え」の船が原形だという(穢れを水に流すという大祓の発想に基づく)。 室町時代には、節分の夜か除夜の際に船の絵が人々に分け与えられ、人々はそれを床の下に敷いて寝た後、翌朝集めて流したり埋めたりしていた事から、流す物あるいは祓う物として考えられていたことが伺える。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宝船」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Chinese treasure ship 」があります。 スポンサード リンク
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