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恵照[けいしょう] 恵照(けいしょう、? - 応永29年4月27日(1422年5月17日〔『兼宣公記』『看聞日記』に応永29年4月27日示寂の記事がある。〕)は、室町時代前期の女性で尼僧。室町幕府第2代将軍・足利義詮の娘。同第3代将軍・足利義満の妹〔『兼宣公記』『看聞日記』に鹿苑院殿御妹とある。〕。法名は桂林昌公。宝鏡寺殿と称された〔臼井信義 著『人物叢書‐足利義満』吉川弘文館、1989年、p.228〕。 経歴等はほとんどわかっていないが、「宝鏡寺殿」と称されていたことから、宝鏡寺に入室し住持となっていたと思われる。宝鏡寺は光厳天皇の皇女・恵厳を開祖とする比丘尼御所である。足利将軍家の女子の中で、尼寺に入室していたことが確認できる最初の人物であり、恵照以後、足利将軍家の女子は、将来の住持として幼少期から比丘尼御所に入室することが多くなった〔湯之上隆「足利氏の女性たちと比丘尼御所」『日本中世の政治権力と仏教』思文閣出版、p.92-93〕。 == 脚注 == ;註釈 ;出典
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