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宝鏡山 : ウィキペディア日本語版
宝篋山[ほうきょうさん]

宝篋山(ほうきょうさん)は、茨城県つくば市土浦市との境に位置する標高461mのである。筑波山から南東に連なる筑波連山の支峰の一つである。地元では小田山と呼ばれている。
== 概要 ==
古くは三村山と呼ばれ、山頂に山名の由来となった宝篋印塔鎌倉時代中期頃造立と推定される)が建立されて以来、宝篋山と呼ばれるようになった。全域が水郷筑波国定公園に指定された特別地域(自然公園法)であり保護エリアである。ヒメハルゼミの生息地で、市の天然記念物に指定されている。
八溝山地系に属する筑波山地の最南端に位置することから、山頂から筑波山関東平野霞ヶ浦を一望し、空気の澄んだ日には東京の高層ビル群や富士山も遠望することができる。2005年関東の富士見百景に選定された。
山頂には、宝篋印塔があるほか、南西麓にある小田城(国の史跡)に関連する城郭跡も残されている。また、テレビ局、海上保安庁国土交通省警察庁などの通信施設なども設置されている。
山麓には、かつて多くの寺院が存在したが、現在廃寺となっているところも多い。また、小田城を中心として周辺には多くの史跡文化財が残されている。宝篋山の南西尾根の末端が盛り上がったような山体の小田前山には、小田城に関連する城郭跡も残されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「宝篋山」の詳細全文を読む



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