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実玄[じつげん] 実玄(じつげん、文明14年(1486年)- 天文14年3月15日(1545年5月5日))は、戦国時代の浄土真宗の僧である。勝興寺住持。光教寺住持蓮誓の次男で、蓮能の弟、顕誓の兄。幼名は光菊、諱は兼芸。妻は願証寺、顕証寺住持蓮淳の娘。子に実照室、証玄、玄宗、顕栄。 父から土山御坊を譲り受けたが、永正16年(1519年)に焼き討ちされたため、安養寺御坊(勝興寺)を建てて移転した。同年、舅の蓮淳と円如による本願寺の一門制が敷かれ、例外的に一門衆に加えられた。享禄4年(1531年)の大小一揆では弟の顕誓と実顕が加賀の支配権を巡って争ったが、実玄は大一揆に与して瑞泉寺と共に越中一向一揆の指導者層に立った。天文14年(1545年)に死去、次男の玄宗が後を継いだ。 == 参考文献 ==
*柏原祐泉・薗田香融・平松令三監修『真宗人名辞典』(1999年、法藏館) *深井甚三・本郷真紹・久保尚文・市川文彦著『新版県史富山県の歴史』(山川出版社、1997年)
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「実玄」の詳細全文を読む
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