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サネカズラ(実葛、学名: )はマツブサ科サネカズラ属の常緑つる性木本。ビナンカズラ(美男葛)ともいうが、これは昔、つるから粘液をとって整髪料に使ったためである。 == 形態・生態 == 葉は長さ数cmでつやがあり、互生する。 ふつう雌雄異株で、8月頃開く花は径1cmほど、10枚前後の白い花被に包まれ、中央におしべ、めしべがそれぞれ多数らせん状に集まる。 雌花の花床は結実とともにふくらみ、キイチゴを大きくしたような真っ赤な丸い集合果をつくる。花は葉の陰に咲くが、果実の柄は伸びて7cmになることもあり、より目につくようになる。単果は径1cmほどで、全体では5cmほどになる。果実は個々に落ちて、あとにはやはり真っ赤なふくらんだ花床が残り、冬までよく目立つ。 ファイル:Kadsura japonica.jpg|葉 ファイル:Kadsura japonica2.jpg|果実 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サネカズラ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kadsura japonica 」があります。 スポンサード リンク
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