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実践女子大学本古活字版源氏物語 : ウィキペディア日本語版 | 実践女子大学本古活字版源氏物語[じっせんじょしだいがくほんこかつじばんげんじものがたり]
実践女子大学本古活字版源氏物語(じっせんじょしだいがくほんこかつじばんげんじものがたり)とは、古活字版源氏物語の現存本の一つ。実践女子大学に所蔵されていることからこの呼称がある。 == 概要 == 蓬生1帖を欠く53帖が現存するが、このうち柏木も一部を欠いた零本である。本版本は源氏物語の版本として最も古い時期に刊行された慶長古活字版源氏物語の一つである。この慶長古活字版源氏物語は、わずかに3本しか現存が確認されていない中での貴重な1本である。それぞれ一部に欠落はあるものの、多くの巻の題箋と表紙の端に巻序の数字が記されている。この両者は若菜下巻を数えるかどうかを異にしているためにそれ以降の数字が1ずつ異なっており、表紙の端に直書きされた巻序では夢浮橋巻を第53巻と数えるような独自の数え方になっている。本書の本文は当時の多くの古活字版源氏物語と同じく青表紙本系統の本文であり、さらに青表紙本系統の本文の中でも三条西家本系統の写本に近い本文である。桐壺から末摘花までの各帖に湖月抄から持ってきた注釈の書き入れがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「実践女子大学本古活字版源氏物語」の詳細全文を読む
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