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客途秋恨[きゃくとしゅうこん]
『客途秋恨』(きゃくとしゅうこん、原題:客途秋恨、英語題:Song of the Exile)は1990年制作の香港・台湾合作映画。アン・ホイ監督の実体験に基づく自伝的要素が強い作品である。 == ストーリー == 1973年、映像学を学ぶためロンドンに留学していたヒューエンは、母からの手紙で妹の結婚式に出席するように言われ、香港へと戻ってくる。日本人である母との仲は子供のころから上手くいかず、彼女は祖父母にばかり懐いていた。母・葵子はかつて満州で暮らしていた。日本の敗戦後、家族とともに日本への送還を待っているときに、病気の甥を助けてくれたのが、日本通訳の中国人青年将校である父だった。その父も既になく、妹も夫とともにカナダへ移住したため、実家にはヒューエンと母だけが残された。突如、望郷の念にかられた母は故郷である日本の九州・別府に行こうと思い立つ。気乗りのしないヒューエンだったが、妹のいなくなった家で1人泣く母の姿を見て、母の故郷・日本へと同行することを決める……。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「客途秋恨」の詳細全文を読む
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