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__NOTOC__ 室岩洞(むろいわどう)とは、静岡県賀茂郡松崎町道部にある採石場跡。 伊豆半島が海底火山であった時代の海底に降り積もった火山灰が凝灰岩へと変化し、「伊豆石」と呼ばれる石材として重宝された〔。 室岩洞は、江戸時代から1954年(昭和29年)頃まで、伊豆石を垣根掘りの工法を用いて石を切り出していた採石場跡であり、切り出されたものは奥側にある出口から海岸まで運び出し船で輸送をし、江戸城の石垣にも使われた。この採石場跡を整備し「室岩洞」と銘うって1982年(昭和57年)4月に公開された〔。 洞内は約2000m²の広さがあり〔室岩洞 - 松崎町、2016年1月閲覧〕、内部をめぐる遊歩道はおよそ180m〔。地下水が溜まって澄んだ水たまりになっている箇所もある。内部の構造は複雑である。 * 料金 - 無料 * 見学時間 - 指定無し。但し場内の点灯は8時30分から17時までで、無人のため自動で消灯する。 == 伊豆石 == 伊豆石はやわらかく加工しやすく耐火性にも優れた石材で岩質は2種類に分かれる〔室岩洞 - 伊豆半島ジオパーク、2016年1月閲覧〕。 * 伊豆軟石(いずなんせき) - 凝灰岩〔〔伊豆石と石丁場跡 - 伊豆市、2016年1月閲覧〕 *伊豆御影石・伊豆青石・沢田石などとも呼ばれ、軟らかいため加工がし易い。比較的に軽いが風化しやすい〔。 * 伊豆硬石(いずかたいし) - 安山岩〔 *真鶴石・小松石・根府川石などとも呼ばれ、風化しにくい〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「室岩洞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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