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すだれ(簀垂れ、簾)とは、竹やよしなどを編んで部屋の仕切りあるいは日よけのために吊り下げて用いるもの〔意匠分類定義カード(C1) 特許庁〕。 == 概要 == 窓の外や軒先に垂らされ、日よけ、目隠し、虫よけなどの目的で使われる。夏の風物詩でもある。『万葉集』に秋の風で簾が動く様子を詠った短歌があり〔「君待つと我が恋ひおれば我が宿の簾動かし秋の風吹く」(巻四・四八八、作者:額田王)〕、簾の歴史は少なくとも奈良時代まで遡る。 横方向に垂らすような形で用いる「掛け簾」のほか、縦方向に立て掛ける形で用いる「立て簾(たてす)」と呼ばれる種類もあり、特にヨシを素材として編まれた「葦簀(葭簀、よしず)」は夏季を中心に軒先などに立て掛けて使用されるものである。 カーテンやブラインド、スクリーン等が普及する中、使い勝手の良さや見た目の良さにより根強い人気を持ち、「洋風たてす」と呼ばれるものも販売されている。近代建築においては、エクステリアやインテリアの装飾品として使われることもある。 なお、すだれ状のものを商品等の包装用にしたものは包装用すだれと呼ばれる〔意匠分類定義カード(F4) 特許庁〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「すだれ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sudare 」があります。 スポンサード リンク
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