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宮ノ前事件[みやのまえじけん] 宮ノ前事件(みやのまえじけん)は、永禄4年(1561年)に平戸においてポルトガル商人と日本人との間で発生した暴動事件。平戸港そばの七郎宮の露店で発生したことから、松浦党や郷土史の研究者の間で「宮ノ前事件」「宮前事件」と呼んでいる。 == 概要 == 1561年の南蛮船来航にあわせて、平戸・博多・豊前商人との売買交渉が始まったが、絹糸(または絹織物)の交渉が決裂し、両者の間に険悪な空気が生じた。日本商人が商品を投げつけたことを契機に南蛮商人が殴りかかり、双方入り乱れての乱闘に発展した。見かねた武士が仲裁に入ったが、南蛮商人は日本側への助太刀と勘違いし、船に戻って武装し、日本商人や武士団を襲撃した。武士団も抜刀して応戦。南蛮商人はフェルナン・デ・ソウサ船長以下14名の死傷者を出し、平戸港を脱出した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮ノ前事件」の詳細全文を読む
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