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宮下文書[みやしたもんじょ]
宮下文書(みやしたもんじょ)とは、富士山の北麓、山梨県富士吉田市大明見(旧南都留郡明見村)の旧家、宮下家に伝来する古記録・古文書の総称。「富士古文書」「富士古文献」などとも称される。神武天皇が現れるはるか以前の超古代、富士山麓に勃興したとされる「富士高天原王朝」に関する伝承を含み、その中核部分は中国・秦から渡来した徐福が筆録したと伝えられている。だが、その信憑性については疑いがもたれており、いわゆる古史古伝の代表例に挙げられる。 文体は漢語と万葉仮名を併用した記紀風のもので、筆者・成立事情は不明〔石川(2007)、p.603〕。助詞の用例や発音など言語的特徴から幕末期の成立であるとも考えられている〔石川(2007)、pp.603 - 604〕。大正時代には宮下文書をもとに美輪義熈『神皇記』が成立した。 == 脚注 == 〔
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮下文書」の詳細全文を読む
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