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宮下駅[みやしたえき]
宮下駅(みやしたえき)は、福島県いわき市小名浜宮下127-3にかつて存在した福島臨海鉄道の貨物駅である。福島臨海鉄道本線の他、小名浜埠頭本線も接続していたが、駅自体の廃止以前に路線が廃止されていた。 == 歴史 == 廃止時点では、東邦亜鉛小名浜製錬所への専用線に発着する車扱貨物を取り扱っていた。製錬所からは専用線を通じて亜鉛精鉱・亜鉛焼鉱を安中駅へ発送していた。亜鉛精鉱の輸送はトキ25000形貨車が、亜鉛焼鉱の輸送はタキ15600形貨車が担っていた。かつては濃硫酸の発送があり、東北地方の工場へ輸送されていたが、2005年3月を以ってトラック輸送に転換され廃止された。 「小名浜港背後地震災復興土地区画整理事業」に伴い、隣接する小名浜駅が約600メートル西側へ移転することになり、東邦亜鉛専用線も移転後の小名浜駅へ接続する工事が行われて、2015年(平成27年)1月13日に新しい小名浜駅が開業するとともに当駅は廃止となった〔交通新聞2015年1月29日〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮下駅」の詳細全文を読む
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