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宮古島の上水道[みやこじまのじょうすいどう]
宮古島には大きな川がなく上水道の水源は多くを湧水あるいは地下水に依存している。年降水量は2,250ミリメートルに達するものの、そのうち40パーセントは蒸発し、10パーセントは流出し、50パーセントは地下に浸透するため地表に水源が乏しいためである〔『平良市史』pp.11〕。 ==地下構造== 宮古島の地下には最大約120メートルの厚さで水を通しやすい琉球石灰岩の地層が分布している。この石灰岩は空隙を多く含むため雨水が浸透しやすく、地表に水が保持されない。一方、琉球石灰岩の下には水を通しにくい島尻層泥岩の地層が横たわっており、地下水はこの上に蓄えられる形になっている。また、北西から南東の方向に数条の断層が延び、断層に沿って地層が傾いているため三角柱状の地下水盆が形成されている。地下水盆は大きく22の流域に分けられる〔町田洋他編 『日本の地形 7 九州・南西諸島』 東京大学出版会、2001年、ISBN 4-13-064717-2〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮古島の上水道」の詳細全文を読む
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