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宮古島台風[みやこじまたいふう]
宮古島台風(みやこじまたいふう、昭和34年台風第14号、国際名:サラ〔Sarah〕)は、1959年9月に沖縄県(当時はアメリカの施政下)宮古島付近を通過し、同島に大きな被害を与えた台風である。 == 概要 == 宮古島測候所で当時908.1ミリバール(ヘクトパスカル)の最低気圧を観測し、1934年の室戸台風の際に記録された911.6ミリバールを更新する、日本国内での記録となった。この記録は、後に1977年に沖永良部台風によってさらに更新された(907.3ヘクトパスカル)。 1966年9月に台風第18号が宮古島近海を通過して大被害を出したため、気象庁は18号を「第2宮古島台風」、先の台風第14号をさかのぼって「宮古島台風」と命名した。 台風は東シナ海を北上したのち大韓民国の慶尚南道付近に上陸・通過。韓国全土で948人の死者・行方不明者を出した。台風通過時に釜山市で観測された最低気圧951.5ヘクトパスカルは、朝鮮半島で近代的な気象観測が始まって以来、半島本土で計測された最低の気圧で、2015年現在でも破られていない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮古島台風」の詳細全文を読む
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