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豊肥本線[ほうひほんせん]
豊肥本線(ほうひほんせん)は、大分県大分市の大分駅から熊本県熊本市西区の熊本駅に至る九州旅客鉄道(JR九州)の鉄道路線(地方交通線)である。「阿蘇高原線」(あそこうげんせん)という愛称が付けられている。 国土交通省監修『鉄道要覧』では、大分駅を起点としているが、JR線路名称公告では熊本駅が起点で、列車運行上も熊本から大分行きの方向が下りになっている。ここでは、経路図、沿線概況、駅一覧などを除き『鉄道要覧』に合わせ大分駅起点として記述する。 == 概要 == 世界有数の規模を持つ阿蘇カルデラの中を横切って九州中部を横断し、大分市と熊本市を結ぶ路線である。特急列車も多く運行され、阿蘇や城下町・竹田市を通る観光路線であるとともに、大分市・熊本市への通勤・通学路線でもある。 JR化後は、大分、熊本都市圏近郊において増発、新駅設置など、輸送力は大きく改善された。国鉄時代は1時間に1本程度であったが、現在では20-30分間隔で運行されており、また観光路線ということもあり、幾分黒字に近づいた。実際に大分県内を走るJR線(当路線と、日豊本線・久大本線)の中でも営業係数は低い。 2012年12月1日より、大分駅 - 中判田駅間および、肥後大津駅 - 熊本駅間で、IC乗車カード「SUGOCA」が利用可能である〔SUGOCAのご利用可能エリアを平成24年12月1日(土)に拡大します - 九州旅客鉄道ニュースリリース 2012年9月19日〕。なお、中判田駅 - 肥後大津駅間ではSUGOCAでの乗降はできないが、SUGOCAでの乗車で通過することはできる〔SUGOCAは、エリア内のご乗車であれば最も安い運賃で減額します - SUGOCA公式サイト内〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「豊肥本線」の詳細全文を読む
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