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宮城県道37号仙台北環状線 : ウィキペディア日本語版
宮城県道37号仙台北環状線[みやぎけんどう37ごう せんだいきたかんじょうせん]

宮城県道37号仙台北環状線(みやぎけんどう37ごう せんだいきたかんじょうせん)は、宮城県仙台市泉区都市計画道路3・3・16宮沢根白石線と同市青葉区宮城県道31号仙台村田線との間を環状に結ぶ主要地方道である。都市計画道路3・3・152八乙女折立線を通す。市民からは「北環状」「北環」などと省略して呼ばれている。
== 概要 ==

* 本線()
 * 実延長:12.0824 km
 * 最小幅員:21.80 m
 * 最大幅員:118.20 m
 * 起点:仙台市泉区松森前田()
 * 終点:仙台市青葉区折立()
「仙台市総合道路整備計画」における骨格幹線道路網「3環状12放射状線」のうち、内側から数えて3番目の環状道路である「市街地環状線」の一部を成す〔道路部事業概要 (仙台市)〕県道で、仙台市都心部から見て北から西にかけての郊外を環状に通じる。仙台市が政令指定都市であるため、全線が市の管理となっている。
当道は主要地方道であるが、仙台市内で完結する。これは、仙台市都心部と旧・泉市中心部(現・泉中央副都心)とを結ぶ主要地方道「宮城県道22号仙台泉線」同様、認定時に仙台市・泉市・宮城町という複数の自治体を通過するルートで計画されたためである。その後、泉・宮城の両市町は仙台市に編入合併されたが、その翌年に当道は仙台市都心部を経由せずに泉・宮城の各々の中心部同士を直接短絡する幹線道路として開通し、計らずも合併・政令指定都市化した仙台市の市内主要部をつなぐ役割を担うことになった。
起点となる東端は七北田川河岸段丘にあり、都市計画道路「宮沢根白石線」を介して国道4号仙台バイパスに接続している。その起点から七北田丘陵上にある住宅地群をアップダウンしながら貫き、広瀬川流域の愛子盆地にある青葉区の国道48号とを結ぶ。途中、泉中央副都心南方の仙台市地下鉄南北線八乙女駅付近を通過し、終点付近では宮城県道31号仙台村田線を介して仙台西道路愛子バイパスに接続して、東北自動車道仙台宮城ICへの経由道ともなり得るため交通量は多い。
宮城県道264号大衡仙台線より西側の沿線の七北田丘陵は権現森丘陵とも呼ばれ、当道の最高点も標高200m程度に達する急な坂が続く。そのため、積雪路面凍結時のスリップの危険の他にも、もともと片側2車線の均等な道幅に無理やり右折レーンを設置した危険な交差点が諸所にあるため、走行には注意が必要。
沿道にはロードサイド店舗が張り付いており、特に、八乙女駅周辺や中山・吉成地区で集積度が高い。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「宮城県道37号仙台北環状線」の詳細全文を読む



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