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宮崎県道27号宮崎北郷線[みやざきけんどう27ごう みやざききたごうせん]
宮崎県道27号宮崎北郷線(みやざきけんどう27ごう みやざききたごうせん、以下県道27号と略す)は宮崎市源藤町から同市清武町区域、宮崎市鏡洲(かがみず)を経由し日南市北郷町北河内(きたかわち)に至る、宮崎県の主要地方道(県道)。総延長は32.7626キロメートル(2008年4月1日現在)。 == 概要 ==
宮崎市と日南市を直線的に結ぶ山岳ルートであり、旧飫肥街道〔資料によっては志布志街道などとも記載される。例として平部嶠南『日向地誌』(1884年)の「加納村」では志布志街道、「木原村」では飫肥街道。〕(おびかいどう)の大部分に相当する。 前身の飫肥街道を含めると400年以上の歴史を有する路線である。江戸時代は飫肥城(日南市)と地頭所のあった清武郷中野〔「清武郷」は現在の清武町区域を中心とした宮崎市南部一帯。「中野」は大字加納の一地域。〕を結ぶ飫肥藩の幹線道路として、飫肥藩の参勤交代路として、高鍋藩が飛地の串間へ向かうための路線として利用されていた。 明治期以降も南那珂郡役所所在地となった飫肥と宮崎県庁を結ぶ幹線道路として機能していたが、その後は舗装工事程度しかされず〔『宮崎県大百科事典』によると、1981年度末時点で全区間が舗装済であったのに対し、改良率は約22パーセントに過ぎなかった。〕、2008年現在も半数以上(18.3534キロメートル)が未改良区間として残されている。これに対して、20世紀中期以降は海岸ルートの国道220号が、1990年代以降は同じ山岳ルートの県道日南高岡線(県道28号)がいずれもほぼ全区間改良済の2車線道路となったことで、幹線道路としての地位をこの2路線に譲っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮崎県道27号宮崎北郷線」の詳細全文を読む
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