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宮崎競馬場(みやざきけいばじょう)は宮崎県宮崎市にかつて存在した競馬場である。現在はJRA宮崎育成牧場(ジェイアールエーみやざきいくせいぼくじょう)として利用されている。 本項ではJRA宮崎育成牧場および施設内に併設された会員制場外勝馬投票券発売所のウインズ宮崎(宮崎育成牧場内)(ウインズみやざき みやざきいくせいぼくじょうない)についても記述する。 == 概要 == 創設は1907年で同年11月16日に初めての競馬が宮崎競馬会(1898年設立)によって開催された。1周1600m(マイル相当)のコースを保有し、日本で当時最南端(1927年の鹿屋競馬場開場まで)の競馬場として知られた。日本競馬会が1937年に設立されてからは、1943年12月19日まで毎年春秋の2回に分けて競馬が開催された。しかし太平洋戦争により休止となり、戦後は小倉競馬場の復旧・再開が優先され、その間に日本競馬会は国営競馬、日本中央競馬会(JRA)と移行したものの、それらによる競馬の開催は実施されなかった。 その後は、1956年から始まった抽籤馬育成事業を主とするようになり、法改正により1991年に「JRA宮崎育成牧場」と改称して、JRAが購入した「JRA育成馬」の調教・訓練の場として使用されている。JRA育成牧場は宮崎の他に北海道浦河郡浦河町にJRA日高育成牧場が存在する。 中央競馬では、同様に戦時中に開催が休止された横浜競馬場とともに、長年「休止中の競馬場」として扱われていたが、1991年の競馬法改正〔平成3年法律第70号 競馬法及び日本中央競馬会法の一部を改正する法律 〕により、宮崎と横浜が中央競馬場から削除(廃止)された。 2007年7月28日には、創設100年を記念して「宮崎競馬100年記念競走」が小倉競馬場で行われた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮崎競馬場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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