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宮川内谷川[みやごうちだにかわ]
宮川内谷川(みやごうちだにかわ)は、徳島県阿波市と板野郡を流れる吉野川水系の主要河川の一つである。 == 地理 == 阿讃山脈の徳島県阿波市土成町宮川内柄鎌に源を発し〔『上板町史 下巻』p.675〕、阿波市、上板町、板野町を東に貫流し旧吉野川に合流する。流路延長18.981km、流域面積73.6平方km。 上流は渓谷となっており、景勝地「奥宮川内谷」として知られる〔『角川日本地名大辞典』p.686〕。宮川内ダム、御所神社、御所温泉などがあり、上流一帯は1967年奥宮川内県立自然公園に指定された〔。川沿いに国道318号が走る。1986年県境の鵜の田尾峠にトンネルが完成し徳島市と高松市を結ぶ最短ルートとなった〔。沿道には、名物の「御所のたらいうどん」の店舗が立ち並ぶ。 山間部を出た所で、東西、南北各4km、面積約14km²の徳島県最大の扇状地を形成する〔。扇状地帯は、以前は畑作中心だったが、1956年の阿波用水の通水、1964年の宮川内ダムの完成により、水田地帯となった〔。 下流の平野部では、稲作のほかダイコン、シロウリ、キュウリ、レンコンなどの栽培が行われる〔。宮川内谷川によって形成された河岸段丘から、徳島県内では、旧石器時代最大級となる椎ヶ丸〜芝生遺跡が発見されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮川内谷川」の詳細全文を読む
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