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宮良川[みやらがわ]
宮良川(みやらがわ、めーらがー)は沖縄県の石垣島南部を流れる二級河川。島内で最大の河川である。 == 流域 == 県内最高峰の於茂登岳の北東の中腹を源流とし、上流で石橋川(イシバシカーラ、イシパチィカーラ)、底原川と合流する。中流は前山と宮良台地の間を流れヘーギナー川と合流しながら蛇行した後、南流して宮良湾(太平洋)へ流れ出る。下流部の流れは緩やかであり、ボラ(ブラ)やサヨリ(ハリジャー)が河口から2.5キロメートルの赤下橋付近まで遡上することもある〔『宮良村誌』〕。自然の河岸が多く残り、下流ではオヒルギなどのマングローブ湿地が発達して、「宮良川のヒルギ林」として国の天然記念物に指定されている。また近年はカヌーによるエコツアーが河口部で行われている。 宮良川土地改良事業の水源として源流付近に真栄里ダムや底原ダムがあり、流路の両側にはサトウキビやパイナップルの畑、水田など農地が広がっている。一方で、これらの農地開発などのため大雨後には土壌が流出して宮良湾が赤く染まり、県内で最も赤土流出が激しい河川として知られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮良川」の詳細全文を読む
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