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家具調仏壇[かぐちょうぶつだん] 家具調仏壇(かぐちょうぶつだん)は仏壇の1つ。 20世紀後半の日本の都会型住居に合うようにデザインされたもので、都市型仏壇ともいう。多くの唐木仏壇メーカーからモダン仏壇・新仏壇・京モダン仏壇などがある。 業界紙『宗教工芸新聞』によると、家具調仏壇の販売は2000年代に入って急激に増加し、2006年時点で仏壇販売全体の15%を占めるようになった。 == 特徴 == 伝統的な仏壇と異なり、外見は一見家具と見まごうようなデザインを採用している。伝統仏壇を特徴付ける欄間彫刻や宮殿がなく、障子も用いられず全体としてすっきりとした印象。ガラス扉を採用したものや、椅子付きの仏壇もある。多くは内部が3段になっており、これは須弥壇のなごり。天井には照明が付き、LED照明を使用したものもある。よって、従来仏壇のように灯籠(灯篭)を取り付けない。宗派色はほとんどない。箱型から抜け出したステージ型のものもあり、宗教色のないものもある。そこからキリスト教徒が祭壇として使用することもある。家庭での設置場所は、リビングや洋室が多いが、仏間や床の間に納めるケースもある。仏具も家具調仏壇にあわせたものがあり、ガラス製や陶器製などバラエティーに富む。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「家具調仏壇」の詳細全文を読む
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