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家康行列 : ウィキペディア日本語版
家康行列

家康行列(いえやすぎょうれつ)は、愛知県岡崎市で毎年4月の第1または第2日曜日に開催される時代行列。「岡崎の桜まつり」のメインイベントである。公募で選ばれた徳川家康公を始めとする三河武士団、姫列など800余名が市内中心部を練り歩く〔家康行列 | 岡崎市観光協会 〕。
== 沿革 ==
今日の家康行列は、江戸時代、岡崎城内本丸内坂谷櫓傍にあった映世神社で10月18日に行われていた「映世明神祭礼」(えいせいみょうじんさいれい)を起源とする。映世神社は徳川四天王のひとり・本多忠勝を祀る神社である。藩主自ら軍装を整え家臣を率いて行軍の儀式を行った。儀式は先隊、次隊、三隊、士隊、馬隊の順に戦陣の態勢で繰り出し、本丸より風呂谷、坂谷門、白山馬場を通り芝原に至って陣を布き、矢を射、弾を飛ばすなどした。
1876年(明治9年)1月、映世神社と徳川家康を祀る東照宮が合併して龍城神社となると、家康の忌日である4月17日が例祭の日に変わった。旧藩士後裔で組織された甲冑姿の不忘義団が、龍城神社から繁華街の西康生を経て、伊賀八幡宮まで御輿を供奉(ぐぶ)する「武者行列」が第2次世界大戦まで行われた。この行列には桝塚の住民による奴の道中行列や連尺の子女の稚児行列も連り、祭りをもりたてていた。
1948年(昭和23年)2月10日、龍城神社の火事によって甲冑等が焼失。これにより行列は行われなくなる。しかし1953年(昭和28年)、山岡荘八の『徳川家康』が出版されて家康ブームが興ると、岡崎商店街連盟のはたらきかけと岡崎商工会議所の支援によって、武者行列は1955年(昭和30年)4月10日、「家康祭り」として復活した。1956年(昭和31年)からは、愛知県警察音楽隊のパレードや松本花柳界の花車が参加した。1959年(昭和34年)3月30日岡崎城再建〔『愛知新聞』1959年3月31日〕を契機として、同年以降は市と観光協会の主催で行われることとなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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