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容量の壁[ようりょうのかべ]
容量の壁(ようりょうのかべ)とは、主にハードディスクドライブ、半導体メモリなど、コンピュータ内部の記憶装置に存在する、規格や性能上の限界を指した概念である。年問題に比して壁問題とも言う。 これは突破する新たな技術の登場を待つ意味でも壁と呼ばれるが、壁に突き当たるケースとしては規格策定時点で想定していなかった大容量になるまで規格が現役として存続している、大容量化が想定以上のスピードで進んで壁を突破する新たな技術の開発が追いつかない、規格上は想定内だが複合的な要因が重なるなどがあげられる。 == ハードディスク(大容量ストレージ) ==
大容量ストレージとしてのハードディスク(近年はFlash SSDも)に対する容量の壁は、インターフェイス (ATA) 周辺や、ファイルシステムに起因する様々なものがある〔 IDE ディスク容量の壁について〕。 場合によっては、BIOS、ファームウェア、デバイスドライバの制限またはバグにより容量の壁が生じ、最新版にアップデートすると制限を解消できる。制限容量以上のHDDを接続したことで誤動作する場合は、HDD側の設定により認識容量(見かけの容量)を減らすことで、制限容量までは扱えるようになる。 ハードディスクの容量表記にはSI接頭辞と2進接頭辞の問題(換算値の違い、誤差)があり、壁問題としては厳密な容量の表記がされない慣習である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「容量の壁」の詳細全文を読む
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