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宿毛湾[すくもわん]
宿毛湾(すくもわん)は高知県西部の西側にある湾である。日本海軍の泊地「宿毛湾泊地」が置かれていた。 == 概要 == 西側に開けた湾であり、幅約10km、奥行き約8km。湾奥には重要港湾である宿毛湾港があり、宿毛市が広がっている。湾内には大島や大藤島があり、宿毛湾港は、この大島と四国本土にまたがって建設されている。 黒潮の恵みを受け、様々な魚種が生息する湾内ではマダイやカンパチの養殖も行なわれており、いけすが多数設置されている。高知県内でも有数の磯釣りスポットとして知られ、高知県内はもとより、四国、九州、本州からも釣り客が訪れる。 第二次世界大戦前までは日本海軍の泊地として利用された歴史があり、湾内では戦艦大和を始め数多くの艦艇が海上公試(建造最終段階で行われる性能試験)を行っており、現在でも湾内で撮影された日本海軍艦艇の公式写真が数多く残されている。2010、11年には海上自衛隊・アメリカ海軍の寄港が見られたが、反戦団体からは懸念の声があげられた〔日米2艦、初の同時寄港 宿毛湾 反戦団体は抗議 アサヒコム2011年1月27日 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宿毛湾」の詳細全文を読む
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