翻訳と辞書 |
寄人[よりうど] 寄人(よりうど/よりゅうど)とは、平安時代以後中世にかけて用いられた一定の人々に対する呼称であるが、複数の意味がある。 == 職制機関における寄人 ==
=== 公家政権 === 朝廷の官衙である和歌所・御書所・記録所・院文殿・後院などにおける職員を指す。和歌所の場合は、召人(めしうど)とも呼ばれる〔例えば、建仁元年7月26日(1201年8月26日)に藤原定家が和歌所寄人に任じられたことが、定家の日記『明月記』の同日条から確認される。なお、今日の宮中における歌会始の召人もこれに由来する。〕。庶務・執務に精通した事務能力のある官人が選任された(和歌所の場合は、和歌の作成・選定能力がこれに替わる)。 定員はおよそ10-20名で多くが他の官司からの出向・兼務で務めていたと考えられている。『類聚名物考』には、官司に「寄り合う人」を寄人と呼んだのが語源であると言われているが真偽は不明である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「寄人」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|