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寅助火事[とらすけかじ] 寅助火事(とらすけかじ)とは、肥後国人吉藩(現:熊本県人吉市)で起こった大火である。 == 概要 == 文久2年(1862年)2月7日正午頃に、鍛冶屋町にある鉄砲鍛冶の恒松寅助の家から出火した火災で、空気の乾燥した時期であった事、西北から強風が吹いていた事も手伝い、火は忽ちの内に川北から更に球磨川を越えて人吉城内にまで飛び火、650年以上に及ぶ相良氏の人吉治世下に於いて未曾有の大火災となった。 この火災による死者は奇跡的に皆無で、負傷者も3名程で済んでいる一方、城内、城下の家屋等に甚大な被害を及ぼし、藩財政、城下の再建、消失した武器の再編などに影響をもたらした他、慶応元年(1865年)9月25日に発生する丑歳騒動と呼ばれる藩内抗争へ飛び火する切っ掛けともなった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「寅助火事」の詳細全文を読む
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