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密室の母と子[みっしつのははとこ]
『密室の母と子』(みっしつのははとこ)とは1980年5月15日に潮出版社より発行された日本の書籍である。 == 背景 == この書物は母と息子の近親相姦の電話相談の記録である。1980年ごろ荒川和敬の「ダイヤル避妊相談室」の活動が公になるにつれ、その相談内容の多くが母と息子の近親相姦であったことが注目を集めた。荒川の1982年の著書『こちら性の悩み110番』によれば、当初は電話相談では近親相姦に関係した相談は兄弟姉妹についてのものが多かったのだが、1980年以降は母息子についての相談が多くなったとされている〔『インセスト幻想—人類最後のタブー』(原田武、2001年) 36・37・222ページ ISBN 4-409-24065-X〕。 その相談内容においては、いけない事だと思いながらもやってしまう少年、母親の行動に嫌気が差しながらもやってしまう少年、母親以外の女性が気持ち悪くなってしまった少年など、様々な少年像が浮かび上がった。この記録は『朝日新聞』に掲載され大きな話題を呼び、その取材担当を務めた記者の川名紀美により『密室の母と子』という題名で一冊の書物に纏められ1980年に発行された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「密室の母と子」の詳細全文を読む
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