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密度21.5[みつど215]
「密度21.5」(''Density 21.5'')は、エドガー・ヴァレーズによる無伴奏フルートのための音楽。1936年に作曲され、1946年に改訂された。 日本語では「密度21.5」のほか「比重21.5」〔relative density〕、「質量21.5」〔mass〕とも訳されるが、それぞれの直訳(脚注)を見ればわかるように正確な訳ではない。 == 題名 == フルートが貴金属の胴体を持ち始めたのは19世紀中ごろである(詳しくはフルートの項を参照)。ジョルジュ・バレールというフルーティストは世界で初めて白金(プラチナ)製フルートを製作し、その吹き初め演奏会のためにヴァレーズに作品を委嘱した。ヴァレーズは出来上がった作品を最初は無題としていたが、バレールが題名をつけるように求めたところ、「それでは白金の密度を題名にしよう」と言ってこの題名を選んだ。白金の1立方センチメートルあたりの重さは約21.5gとなる(ただしより正確には21.45...となる)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「密度21.5」の詳細全文を読む
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