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富士ステークス(ふじステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。 競走名の「富士」は富士山に由来。富士山は、静岡県と山梨県にまたがる円錐状成層火山〔〔〔。標高は3776mで日本一高い〔〔〔。古来より「日本一の名山」として万葉などの古歌に詠まれ、平安時代から信仰登山が盛ん〔〔〔。2013年6月には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」としてユネスコの世界文化遺産に登録された〔〔〔。東京競馬場のスタンドからは晴れた日に富士山が見えることがあり、2007年に完成した新スタンドも「フジビュースタンド」と名付けられている〔。 == 概要 == 1981年にジャパンカップが創設された際、同競走に出走する招待馬とその帯同馬、および代表候補の地方競馬所属馬が出走できる国際招待競走として、11月上旬に4歳(現3歳)以上の馬による芝1800mのオープン競走が東京競馬場で設けられた〔〔〔。このオープン競走に1984年より「富士ステークス」と競走名がつけられ、これが本競走の前身とされている〔〔〔。 その後1997年より距離を芝1400mに短縮し、馬や関係者の諸費用をJRAが負担しない国際競走に改めた〔うえ施行時期も11月下旬に移され、スプリンターズステークスの前哨戦として位置づけられた〔〔。1998年には重賞(GIII〔当時の格付表記は、JRAの独自グレード。〕)に格付けされた〔〔〔。 2000年にスプリンターズステークスの施行時期が初秋の中山開催に移されると、本競走は距離を芝1600mに変更のうえ施行時期も10月に繰り上げ、マイルチャンピオンシップの前哨戦に位置づけられた〔〔〔。2014年からは本競走の1着馬に、マイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられている〔〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富士ステークス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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