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富士急行1000形電車(ふじきゅうこう1000がたでんしゃ)は、富士急行が所有する鉄道車両(電車)。京王帝都電鉄(現・京王電鉄)5000系を譲受した車両である。 本項では、同様に京王5000系を譲受し、内装など一部が異なる富士急行1200形電車についても記述する。 == 概要 == 自社の老朽化した3100形と5700形の置き換え用として、譲受時に京王重機整備による整備(電動車の2両ユニット化、寒冷地用設備の設置、室内の更新など)の上、1993年(平成5年)に登場した。種車は基本的に1M方式の京王5100系カルダン駆動車(5113編成以降)から選定されているが、最後の1編成(1208編成)は5000系の制御車を電装している。 座席は京王時代のロングシートを存置している車両が1000形、入線時に転換式セミクロスシートに改造された車両が1200形である。1000形・1200形導入前に主力であった5700形は全車ロングシートであったのに対し、1000形・1200形は転換式セミクロスシートを有する1200形の方が多くなっている。 1000形が2両編成2本(4両)と1200形が2両編成7本(14両)の計9本18両が在籍し、富士急行線の主力車両として使用されていたが、経年劣化と6000系への置き換えのため、2011年(平成23年)12月に1208編成、2012年(平成24年)3月に1203編成、2013年(平成25年)1月に1002編成、同年2月に1207編成が、廃車となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富士急行1000形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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