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富士火災海上保険[ふじかさいかいじょうほけん]
富士火災海上保険株式会社(ふじかさいかいじょうほけん、''The Fuji Fire and Marine Insurance Co., Ltd.'')は、大阪府と東京都に本社を置く中堅損害保険会社。現在はAIGのグループ会社となっている。上場廃止されるまでは、現在の東京証券取引所に上場していた。 == 概要 == バブル崩壊後に経営危機に瀕し、経営安定化のため2002年(平成14年)3月より、オリックス株式会社(22.19%)とAIGグループ(22.14%)の出資を受けていたが、両社のグループ企業ではなかった。しかし、財務基盤を強化したい同社と資源を損保に集中したいAIG双方の意向から、2008年(平成20年)12月30日と2009年(平成21年)1月21日にAIGグループに対して第三者割当増資を実施し、AIGグループ全体で41.8%を出資することとなり〔具体的には、AIGグループのエーアイジー・ヨーロッパ・SA(0%→7.73%)、アメリカンホーム・アシュランス・カンパニー(0%→2.76%)、アメリカン・インターナショナル・アンダーライターズ・オーバーシーズ・リミテッド(0%→2.58%)、エイアイユー・インシュアランス・カンパニー(2.18%→10.36%)の4社が増資を引き受ける。〕〔第三者割当による株式の発行と主要株主の異動に関するお知らせ 富士火災海上保険・平成20年12月11日プレスリリース〕、AIG傘下の会社となる予定とされていた。 その後、2010年(平成22年)3月31日にAIG系の損害保険持ち株会社「チャーティス」を引受先とする第三者割当増資を実施し、チャーティスのグループ企業となった〔http://www.fujikasai.co.jp/CGI/news/index.cgi?view=detail&seq=213 2010年2月25日富士火災ニュースリリース〕〔http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/manda/20100122-OYT8T00288.htm YOMIURI ONLINE(現在リンク切れ)〕。 2012年11月、AIGグループはAIGをブランドとして再活用することを発表〔AIG は中核の保険事業におけるAIGブランドの再活用と新しいブランド・プロミスを発表 〕。ブランドは再びチャーティスからAIGに戻ることになり、AIGグループであることが強調されることとなった。 2013年4月にAIGは、AIG ジャパン・ホールディングス株式会社を日本における保険事業の持株会社として再編を実施。AIGジャパン・ホールディングスの完全子会社となった〔AIG ジャパン・ホールディングスが保険持株会社に - AIGプレスリリース〕。他にAIGグループとしては、AIU損害保険株式会社、アメリカンホーム保険会社、ジェイアイ傷害火災保険等がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富士火災海上保険」の詳細全文を読む
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