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富山市(とやまし)は、北陸地方の富山県の中央部から南東部にかけて位置する市である。富山県の県庁所在地であり、国から中核市の指定を受けている。 == 概要 == 富山県の県庁所在地で、同県の中央部に位置する。2005年(平成17年)4月1日、旧富山市、上新川郡大沢野町、大山町、婦負郡八尾町、婦中町、山田村、細入村の7市町村による新設合併によって現在の富山市が発足した。 合併により、全国の都道府県庁所在地の中では2番目に広い総面積を持つようになった〔2006年(平成18年)10月1日時点、1位は静岡市〕(全国の市では11位)。また、富山県の29.24%の面積を占め、一つの市町村が県に占める面積の割合としては全国一である。市域は富山県域に対して南北にわたっており、日本海と南側の県境いずれにも接している。広い総面積に対し、可住地面積比率は38.2%で、市域の約6割が林野地となっている〔富山県 富山市 (農林水産省「市町村の姿」)〕。また、市街化区域面積比率は5.8%であり〔、環境モデル都市の選定を受けてコンパクトシティを目指した都市計画を進めている。また、環境未来都市、国際会議観光都市、国連エネルギー効率改善都市、レジデント・シティに選定されている。市内の多くは立山黒部ジオパークに、南東部は中部山岳国立公園に指定されている。 合併により、「越中富山の薬売り」で知られる富山藩の城下町として栄えた地域(「薬都」と呼ばれることも)、浄土真宗の古刹聞名寺(八尾)の門前町として発展した地域、立山信仰の登山者たちの宿場町として人々が行きかった地域など、多様な地域が包含された。地形も変化に富み、水深約3,000mの富山深海長谷から標高2,986mの水晶岳までさまざまな動植物が生息し、ホタルイカや雷鳥などが観光資源化されている。 方言は富山弁と呼ばれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富山市」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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