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富山市公会堂(とやましこうかいどう)は、富山県富山市にあったホール。 == 概要 == 1954年開催の富山産業大博覧会の主要会場のひとつとして建設された。こけら落としは4月11日の同博覧会開会式。その他NHKのど自慢全国コンクールをはじめ、宮中雅楽演奏会、ポピュラー歌手のコンサートなどにも開催され、東京の日比谷公会堂、大阪市中央公会堂と並ぶ日本三大公会堂として呼ばれていた。開業から1960年3月まで、同公会堂3階に富山県信用保証協会の事務所がテナントとして入居していた。 また名物となっていたのが映写機であり、シネマスコープにも対応されていた。同公会堂の映写機は現在富山市郷土博物館に展示されている。 1981年から1983年まで毎年秋に「日本海文化を考える富山シンポジウム」(富山市考古資料館主催)〔富山市考古資料館のあゆみ 〕が行われた他、1987年10月から1989年11月までの間、富山外国語専門学校が同公会堂別館を校舎として使用していた。 しかし建物の老朽化や富山市芸術文化ホールの完成で利用能力が低下したことで、1997年3月31日『富山高校吹奏楽部スプリングコンサート』をもって閉館し、43年の歴史に幕を閉じた。跡地にはANAクラウンプラザホテル富山が建てられ、1999年8月28日にオープンした(オープン当時は富山全日空ホテル〔「心のホテル~富山全日空ホテルオープンの舞台裏~」 - BBTスペシャル(富山テレビ放送・1999年9月13日放送分)〕)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「富山市公会堂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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