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天草県(あまくさけん)は、1868年(慶応4年)に肥後国天草郡の幕府領を管轄するために明治政府によって設置された県。管轄地域は現在の熊本県天草市、上天草市、天草郡苓北町。本項では前身の富岡県(とみおかけん)についても記す。 == 概要 == 江戸時代、幕府領であった天草諸島は長崎奉行の管轄下に置かれていた。長崎奉行の後身である長崎裁判所から分立する形で富岡県が設置され、2ヶ月後に天草県に改称されたが、わずか4ヶ月で長崎裁判所の後身である長崎府に編入され廃止された。 なお、天草諸島は1871年(明治4年)の第1次府県統合で八代県に、1876年(明治9年)の第2次府県統合で熊本県に編入され、現在に至る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天草県」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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