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寒蘭[かんらん]
寒蘭(かんらん)とは、カンランの東洋ランとしての名称である。主として花を観賞するものが多い。 == 概観 == 東洋ランは古くから中国でランが栽培されていたものに起源があり、それが日本に持ち込まれたものから始まっている。中国では花を楽しむものは主に中国春蘭と、一茎九花の二つである。いずれも花はシュンランに似ており、花弁は幅広く、丸っこい。日本では春蘭がこれらの花によく似ていたので、日本での花物系の東洋ラン探しは、まず、日本春蘭から始まっている。ただし、花物よりは柄物の方が先である。 寒蘭の場合も、当初は葉を楽しむことが多かったようである。しかし、さほど有名な品種は残っていない。そのうち、花色の豊富さに目がむけられるようになり、昭和初期から次第に展示会が開かれ、優秀品には銘名がなされるようになった。 現在では寒蘭の産地ごとに蘭愛好会があり、そこでは銘名や展示会等が開かれている。 なお、この間に野外では採集によってほとんど発見不可能なまでにその数が減少してしまった。これについてはカンランの項を参照。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「寒蘭」の詳細全文を読む
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