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対馬仏像盗難事件[つしまぶつぞうとうなんじけん] 対馬仏像盗難事件(つしまぶつぞうとうなんじけん)とは、2012年(平成24年)に、日本の長崎県対馬市の三つの神社・寺院から、韓国人窃盗団によって重要文化財の仏像2体などが連続盗難された事件。韓国の裁判所が盗難仏像の日本への返還を事実上拒否する決定を下し、1体は返還されたが未だに1体が未返還なため、日韓間で外交問題となっている。 2014年(平成26年)11月にも、対馬で別の仏像盗難事件が起こっている。 == 事件の経緯 ==
=== 発生から犯人逮捕まで === 2012年10月8日、対馬の海神神社の国指定の重要文化財「銅造如来立像」(統一新羅時代)、観音寺の長崎県指定有形文化財の「銅造観世音菩薩坐像」(高麗時代)、多久頭魂神社の長崎県指定有形文化財の「大蔵経」が、8人の韓国人窃盗団に盗まれた〔中央日報日本語版 2013年2月27日08時32分 対馬から韓国に持ち込まれた国宝級仏像、日本への返還認めず〕。なお、これ以前にも韓国人により日本に所在する仏像や仏画が盗難され韓国に持ち出される事例が多発していた。 2013年1月29日、窃盗と密輸の容疑で韓国人窃盗団5人が韓国警察に逮捕され、韓国国内で仏像2体が回収された(「大蔵経」の行方は不明)〔対馬の仏像盗難で男拘束 韓国警察、被害品を回収 日本経済新聞2013年1月30日〕〔朝日新聞2013年1月29日〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「対馬仏像盗難事件」の詳細全文を読む
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