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対馬海盆[つしまかいぼん]
対馬海盆(つしまかいぼん)は、日本海の南西部に位置し、対馬海峡にかけて広がる、海底盆地である〔気象庁日本海海洋気象センター 〕。竹島の南側、隠岐の北西側に位置する。日本と韓国との排他的経済水域の双方にまたがっている。対馬盆地とも呼ばれる。日本政府は、1973年の第5回大洋水深総図会議(GEBCO会議,国際水路機関(IHO)とユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)の共同会議)〔GEBCO(General Bathymetric Chart of the Oceans)大洋水深総図,海上保安レポート2007 〕〔「大洋水深総図(GEBCO)会議」の開催について,海上保安庁,平成13年4月19日 〕において、これを対馬海盆として登録した〔海上保安庁 海洋情報部 資料(xls) 〕。 1972年に一回目の天然ガスの海洋調査が行われたが、この海盆が注目されるのは天然ガスが発見された1980年代後半に入ってからになる。最初の商業的なガスの発見は1998年に入ってからである。 15か所のガス田のうち9か所から天然ガスが採掘され、こうしたガス発見頻度の高さはこの海域の海底資源の重要性を示している。 この海盆のあたりの日本海南西域の特徴としては、とても深く、また大陸棚が見られる。隠岐島の東側には3つの海底山脈が日本列島と平行に並び、東北地方南部の沖合いから隠岐島辺りにかけて広がる大和海盆と繋がっている。対馬海盆は、隠岐島の北側に位置する沖合いに広がっている。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「対馬海盆」の詳細全文を読む
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