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寿産院事件[ことぶきさんいんじけん]
寿産院事件(ことぶきさんいんじけん)とは1944年(昭和19年)4月から1948年(昭和23年)1月にかけて東京都新宿区で起こった嬰児の大量殺人事件。被害者の数は103人というのが有力だが、正確な数は判明しておらず、推定被害人数は85人から169人の間とされる。 == 概要 == 第二次世界大戦後のベビーブームのおり、大量の嬰児が寿産院に預けられていたが、同院では嬰児に対する虐待が常態となっており、また、凍死、餓死、窒息死などさまざまな死因で亡くなっていた。寿産院を経営する夫婦は乳幼児を貰い受けるなどとした新聞広告などによって200人以上の乳幼児を集め、親から1人につき4000円から5000円の養育費と東京都からの補助金と配給品を受けとりながら配給品を闇市に横流しするなどして食事をろくに与えずに100人以上を死亡させた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「寿産院事件」の詳細全文を読む
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