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将棋倶楽部24(しょうぎくらぶにじゅうよん)は、インターネット上でネットワーク対局により将棋を無料で指せるサイト。2006年10月現在、会員数は20万人を超える。 1998年に富士ゼロックスの社内ベンチャービジネス事業としてサービスが開始され、2001年には有限会社化された。2006年11月1日には、同社のインターネット将棋対局事業を日本将棋連盟に譲渡することで合意した。 ==特徴== レーティングによる客観的な棋力評価とハンドルネームによる匿名性がある。ハンドルネーム(ユーザー名)の取得にはメールアドレスが必要になる。フリーメールは原則不可、ただし取得が困難な場合は、事情を説明すれば登録が可能となる場合もある。ハンドルネームを取得することにより、レーティング、棋譜保存、チャットなどの機能が使用可能となる。ゲストでのログインも可能であるが、対局は全てフリー対局(レーティング、棋譜保存、再開機能なし)でチャット機能に制限があり、ログイン後のハンドルネームの先頭に「 *」がつく。 Javaアプレットを使用している関係上、2015年より一部ブラウザ(Windows 10のデフォルトブラウザMicrosoft Edge、Google Chromeなど)で動作不可になった。公式サイトではInternet ExplorerなどJavaが動作するブラウザを使用するように勧告している。 2008年からは専用の有料サイトを介して携帯電話からの接続も可能になっているが、ゲストでのログインしかできず、ログイン後のハンドルネームの先頭に「#」がつく。また、2010年秋より、日本将棋連盟携帯サイトからも接続が可能になることが決まっている。 道場として「東京道場」「大阪道場」の二つの対局場が設定されている。通常は「東京道場」に人が集まることが多く、接続不良の場合や24名人戦などのイベントがある場合は「大阪道場」に人が集まる。従来の最高同時入場者数はそれぞれ3000人で、特に平日の夜や休日の「東京道場」は混雑してログインが困難になることが多かった。2009年4月25日のメンテナンスで、上限が実験的に4000人に引き上げられ、さらに5月からは4000人以上(具体的な上限は非公表)に再度引き上げられた。それ以降は、最も人が集まる週末や休日の夕方でさえ満員になったことがない。ただし、ゲストログインは制限される。 管理者の久米宏(取締役)はキャスター久米宏と同姓同名の別人である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「将棋倶楽部24」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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