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尋[ひろ]
尋(ひろ)は、古代の中国や日本で使われた長さの単位であり、現在の日本では主に水深を表すのに用いる。 ==中国== 尋(じん、)は中国古代の長さの単位である。 元々は、大人が両手を一杯に広げた長さとして定義された身体尺である〔『小爾雅』広度「四尺謂之仞。倍仞謂之尋。尋、舒両肱也。倍尋謂之常。」〕。 一般には8尺を指したとされる〔『詩経』魯頌・閟宮「是尋是尺」伝「八尺曰尋。」〕。後世には使われることはなくなった。 尋(じん)の2倍の長さにあたる「常」(じょう)という単位も用いられていた。この二つを組み合わせてできたのが「尋常」という言葉であり、左伝において「わずかばかりの土地」の意味で使われている〔『左伝』成公十二年「争尋常、以尽其民。」〕。後世には「尋常」という語は並み、普通であることを意味する。(尋常小学校・尋常高等小学校など)
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「尋」の詳細全文を読む
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