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『小さな恋のものがたり』(ちいさなこいのものがたり)は、みつはしちかこによる日本の4コマ漫画。ストーリー4コマ漫画の形態をとっている。 『美しい十代』(学習研究社)にて1962年6月号より連載を開始した。その後いくつかの雑誌で連載し、2008年4月号まで芳文社『まんがタイムファミリー』に連載されていたが、同号を最後に「長期休載」の扱いとなっていた。単行本は立風書房→学習研究社→学研パブリッシングより発刊されており、毎年5 - 6月に新刊が発行されていた。2007年の第41巻以後は中断していたが、2011年12月に42巻が発売、さらに2014年9月28日〔ショップ学研 小さな恋のものがたり第43集 2014年10月4日閲覧。〕には描き下ろし内容を主とする最終第43巻が刊行され、完結した〔第43集より。〕とされているが、みつはしは「チッチとサリーの未来を描いてみたい」とも発言している。 1972年には連続テレビドラマ化、1984年には単発TVアニメ化されている。 背が低いことを気にしている女の子チッチ(小川チイコ)と、背が高くハンサムなサリー(村上聡)の恋愛模様を描いた作品。 随所に主人公チッチの目線から書かれた詩が挿入されており、恋の喜びや切なさといった叙情的な心情が分かるようになっている。 == 登場人物 == ;チッチ(小川 チイコ〈おがわ チイコ〉) :チビでオッチョコチョイで勉強もスポーツも苦手だがサリーを一途に思い続ける女子高校生。料理と編み物が得意でよく大きなオムスビを作る。身長は132cm。〔身体測定のコマより。〕 ;サリー(村上 聡〈むらかみ さとし〉) :のっぽでハンサム。おまけにスポーツ万能な野球部のエースで常にテストがトップクラスの成績優秀。一応チッチの彼氏だがプラトニック関係をキープ。女の子によくモテるためチッチによくヤキモチを焼かれる。 ;トンコ(大川 友子〈おおかわ ともこ〉) :チッチの大親友。よき相談相手。ボインだが太目の体形をよく気にする。 ;山下君(山下 勇〈やました いさむ〉) :トンコの彼氏。さえない所もあるがトンコに一途で優しい。 ;岸本さん(岸本 文彦〈きしもと ふみひこ〉) :テニス部のキャプテン。サリーと同じく女の子たちの憧れ。チッチを暖かく見守るが、どこまでの感情かは不明。チッチと同じく花が好きで花に関するエピソードが多い。 ;マユミ(岡本 まゆみ〈おかもと まゆみ〉) :北海道からの転校生でチッチと仲良くなる。美人で天然パーマが特徴。家はお金持ち。明るくて人懐っこい性格。ゴータローと一度別れたが、現在は寄りを戻した。 ;松木さん(松木 カオル〈まつき カオル〉) :メガネが特徴。ドライな性格だがお茶目な一面もある。成績優秀でサリーと同じくいつもトップクラスにいる努力家。運動は苦手。背が高く見た目は男に見えるがメガネの下はまつ毛の長い美人である。岸本さんに片思い中。 ;チッチの母 :かっぽう着に和服を着た優しいお母さん。結構そそっかしい所がある。 ;チッチの父 :頑固な性格。マユミに弱い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小さな恋のものがたり」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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