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小児期崩壊性障害[しょうにきほうかいせいしょうがい] 小児期崩壊性障害(しょうにきほうかいせいしょうがい、英childhood disintegrative disorder;CDD)とは、少なくとも2年間の年齢相応な発達の後に出現する障害で、知的・社会・言語機能の崩壊が起こる。通常2〜5歳で言語の理解や表出能力の退行がみられ、6ヶ月程度で退行が終わった後は自閉症と類似した臨床症状を示すようになる。小児崩壊性障害と呼ばれることもある。 1908年にドイツの治療教育者であるTheodor Hellerによって最初の症例が発表〔3〜4歳の時期に著しい退行を示した6例の子どもを、幼年痴呆と名付けて報告した。〕された精神疾患で、彼の名を取ってHeller's syndrome(ヘラー症候群)とも呼ばれる。 ==疫学== 小児の0.005%(2万人に1人)に発症し、男性に4〜8倍多いとされている〔小児期崩壊性障害(こころの病気のはなし/専門編) - 医療法人社団ハートクリニック〕。DSM-Ⅳでは自閉症障害、レット障害、アスペルガー障害などとともに広汎性発達障害(pervasive developmental disorder;PDD)に分類される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小児期崩壊性障害」の詳細全文を読む
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