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小原宿(おばらじゅく)は、甲州街道の9番目の宿場町であり、現在の相模原市緑区小原の一部に相当する。 ==概略== 東西に2町半(約270m)と小さかったが、難所である小仏峠の甲府側に位置するため、重要な宿場であった。 西隣に位置する与瀬宿と対応して片継ぎの宿場となっており、江戸・小仏方面から来た人や荷物は当宿から与瀬宿を通り越して2つ先の吉野宿へと継ぎ立てるが、信州・甲府方面から来た人や荷物は与瀬宿から当宿を通り越して小仏宿へと継ぎ立てられた。つまり江戸方面から甲府方面に向かう場合のみこの宿場を利用できる。 旅籠は七軒あり、一般の旅人だけではなく身延山や富士山への参拝客も泊まっていたという。 前後の宿場は、小仏宿=(小仏峠)=小原宿=与瀬宿となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小原宿」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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