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小島尚質 : ウィキペディア日本語版
小島尚質[こじま なおかた]
小島 尚質(こじま なおかた、寛政9年(1797年) - 嘉永元年12月7日1849年1月1日))は、江戸時代末期の幕府医官。初名は和戚、字は学古、号は宝素、通称は喜庵春庵。幕府医学館考証派の重鎮。
代々幕府に仕えた医家・小島家の第八代にあたる。父は御番医師小島春庵(春庵は小島家世襲の通称)。母は前野良沢の娘であるので、良沢の外孫にあたる。享和3年(1803年)父の死去を承け、家を継ぐ。天保11年(1840年)12月16日法眼に叙せられる。将軍徳川家斉やその子女の治療にあたる。多紀元堅らとともに医学館で指導的な役割を果たした。嘉永元年(1848年)没し、三田貞林寺に葬る。家は子息・春沂が継いだ。
森鴎外の著作「小島宝素」に描かれている。




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「小島尚質」の詳細全文を読む



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