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小幡長塚古墳[おばたながつかこふん]
小幡長塚古墳(おばたながつかこふん)は愛知県名古屋市守山区にある古墳。地元では単に長塚古墳と呼ぶ。 ==概要== 小幡ヶ原周辺に点在する古墳の一つで前方後円墳。周辺は明治時代後半から陸軍の小幡ヶ原射撃場として使用され、墳丘には演習の際に掘られた塹壕の痕跡が現在も残る。かつて墳丘は二重周濠に囲まれていたが、戦後の開発において周堤は取り壊され、周濠は全て埋め立てられた。現在では墳丘の側まで住宅が密集している。なお、墳丘自体は名古屋市の管理する緑地「喜多山公園」として保存されている。 名古屋市教育委員会による2005年(平成18年)以降の墳丘・周濠の調査によって、須恵器や埴輪の破片が多数見つかっており、墳丘や出土品の形態などから6世紀前半に築造されたと考えられている。 なお、地元住民によれば、かつては複数の陪塚があったことからこの周辺は七塚と呼ばれていたともいうが、現存せず記録も残されていないため塚の規模や数については不明である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小幡長塚古墳」の詳細全文を読む
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